地域の医療を支えて、114年。
「稲津内科病院」は、明治42年に「稲津医院」として開業。その後、昭和55年に病床数を拡大し院名を「稲津病院」に改め、平成21年には開業100周年を迎えました。そして、令和5年に再度「稲津内科病院」と院名を変え、開業から114年経った今も北薩摩の地域医療を支える病院として歩み続けています。私達が大切にしているのは、患者様一人ひとりのライフスタイルや性格などをしっかりと把握し、患者様が自分らしい生き方を叶えるための良質な医療を提供するという事。医療技術の発展にともない人の長寿化が進む「人生100年時代」、地域の皆様の人生を共に歩み、支える「寄り添う病院」を目指す当院で今回は新たな仲間となってくださる方を募集する事になりました。
院長・稲津一穂について
院長・稲津一穂は、何よりも患者様を大切にする人物です。病院の経営面から見れば損になると分かっていても、患者様のためであれば長期入院も受け入れる、そんな真摯な姿勢を長年にわたり貫き、多くの患者様から厚い信頼を寄せられています。病院スタッフに対しても真っすぐ向き合い、何かあればきちんとスタッフの声に耳を傾けてくれるため風通しの良さも抜群です。患者様はもちろんスタッフからも慕われる院長の人柄も、病院が長く続いた理由の一つ。患者様一人ひとりと向き合い、医療業界で長く活躍したいと考えている方には最適な環境です。
地域のかかりつけ病院としての「責任」
「稲津内科病院」は慢性期の医療療養型病棟という事もあり、他院では受け入れられなかった患者様も受け入れるなど、地域のかかりつけ病院として「患者様の治療には最後まで責任を持つ」という事をモットーとして治療を行ってきました。患者様に対する強い責任感を忘れず、良質な医療を提供し続ける姿勢こそが、病院が100年以上続いた理由だと私達は考えています。さらに2023年12月よりオンライン診療を開始したほか、今年度からは在宅医療にも力を入れ、自宅から離れて長い入院生活を送るのではなく、患者様が退院して自宅に戻った後も、責任を持って寄り添った治療ができるよう体制を整えています。長い歴史の中で培った地域の皆様との信頼関係を大切にしながら、時代の流れやニーズを汲み取った医療を提供する、それが私達の強みです。
地域医療を支えるため、新たな取り組みも
これからも地域の医療を支え続けるため「稲津内科病院」では、2024年6月に「地域包括ケア病棟」のオープンを予定しています。「地域包括ケア病棟」とは、患者様の治療・回復を主な目的とする療養病棟と異なり、60日以内という決められた入院期間の中で患者様が退院後にその人らしく暮らせるような体と環境を整える事を主な目的としています。当院では療養病棟での治療に加え、地域包括ケア病棟を持つ事で「長期入院が必要な方」「生活復帰のために支援を必要とする方」「家庭の事情で一時的に在宅での療養が困難になった方」など様々な事情を持つ患者様を広く受け入れ、在宅医療と長期入院の橋渡し役としての機能を果たし、より手厚い治療ができるよう環境を整えています。これからも120年、130年と病院が続く事を目指し、患者様を第一とした医療を提供する「稲津内科病院」で、あなたも活躍してみませんか?